NORTHWORKS
Hand shape Heishi beads by Calvin Lovato
pipe stone × turquoise hand shape necklace
-Pipe Stone
Pipestone (Catlinite) is a sacred red clay stone used by Native Americans to make pipes for prayers and ceremonies. It is found in only a few places around the world, with Minnesota being famous for its highest quality pipestone.
*Due to its very delicate nature, careful handling is required.
Pipe stone
パイプストーン(カトリナイト)は、アメリカインディアンが祈りや儀式用のパイプを作るために使用する神聖な赤い粘土石です。世界では数少ない場所でしか見つからず最高品質のパイプストーンは、ミネソタ州が有名です。
*とても繊細な鉱物な為取り扱いに注意が必要です。
Calvin lovato
New Mexico 州サントドミンゴ族のHeishi ジュエラーで全ての工程を手作業にて製作を続ける数少ないヒシ職人です。
その繊細かつ滑らかなシェイプクォリティは毎年サンタフェで行われる全米最大のネイティブ・アメリカン ジュエリーのショーを始め様々なインディアンジュエリー関連のショーやコンテストでの多くの受賞歴が証明しています。
MINI SMILE
Made a small smile pendant top.
The front is available in two types of 10¢ silver and 1¢ copper coins.
The four silver coins that are in the photograph are American old 10¢ silver coins, the size of a 10¢ silver coin is a little smaller than a Japanese one yen coin (about 2mm). The smile portion is about 1.3 centimeters in size, and the reverse side has the center of the Morgan dollar overlaid on it, so it's small but thick.
It is recommended for all people because it is a size that can be worn casually.
I would like to tell you a little about the design of the coin I use.
The 10¢ silver coin has an olive, torch and oak motif, each of which is a symbol of peace, freedom and victory. The 1¢ copper coin is designed with a portrait of an American Indian wearing a feather crown called a warbonnet. There is also a custom that the first 1¢ coin you pick up out of the house in the morning is called the lucky penny, and is used as a good luck charm.
The background of each coin contains various stories of culture, folklore, and history, and if you look into it with interest, you will be able to find new insights.
If you're curious about other coins, there's a page that gives an overview of them.
It was made to be worn by many people, so even if you're a smiley face fan or a little reluctant to wear it, I hope you'll take a look at it.
It's times like these that we cherish a smile and wish for a small smile to help each other.
小さなスマイルペンダントトップを作りました。
前面は10¢銀貨と1¢銅貨の二種類をご用意しました。
写真の中に四枚ある銀色の硬貨がアメリカの古い10¢銀貨です、10¢銀貨のサイズは日本の一円玉より少し(約2mm) 小さいくらい。
スマイルの部分は1.3センチぐらいの大きさで、裏面はモルガンダラーの中心部を張り合わせているので、小ぶりながらも厚みがあります。
さりげなく身に着ける事が出来る大きさなのでどんな方にもオススメです。
せっかくなので、使用しているコインのデザインについて少しだけお話したいと思います。
10¢銀貨にはオリーブ、トーチ、オークをモチーフにしたデザインが刻まれていて、それぞれ平和・自由・勝利の象徴とされています。
1¢銅貨にはウォーボンネットと呼ばれる羽冠をつけたインディアンの肖像が刻まれていてます。また、朝家を出て一番に拾った1¢硬貨はラッキーペニーと呼ばれ幸運のお守りとする風習もあります。
一枚のコインの背景には、文化や風俗、歴史など色々なストーリーが含まれていて、興味を持って調べてみると新たな知見と出会える事があります。
他のコインの事も気になった方は、概要だけですが解説しているページがあるのでぜひご覧ください。
色んな方に着けて頂けるように作ったので、スマイルファンの方も、少し抵抗があった方も、お手に取って頂ければ嬉しく思います。
こんな時こそ笑顔を大切に、助け合えるよう小さなスマイルに願いを込めて。
COPPER
We created a collection of silver accessories with an accent of copper. Not gold, not brass, but copper. Its rustic red pairs well with silver.
This common material is said to have the longest history of all the metals and has been used in your everyday tools for many years. From plumbing to wiring, kettles to mugs.
Copper might not be the first metal you think of when it comes to accessories. But there’s been a good number of copper accessories discovered dating further back than those with silver. They were also used along with brass by Indians in Navajo nation when the price of silver went up during the great depression in the 30s.
When exposed to air, copper will gradually tarnish to a dull, brownish color and corrode to form the carbonate verdigris. This often gives copper the word cheap and be seen as a disadvantage of using it in accessories, but we see it as a unique process of “aging” and that’s what makes copper special.
Turning negatives into positives, we hope to share the natural beauty of copper with our creations.
シルバーにカッパー(コッパー)のアクセントを入れたコレクションを作りました。
ゴールドでもブラスでもなくカッパー。
シルバー色に落ち着いた赤色が映えます。
銅は金属最古の歴史を持つと言われていてその扱いやすさから様々な生活用品に使われているとても身近な素材です。
柔らかく安価な素材で例えば水回りの配管や電気の配線、お湯を沸かすやかんや冷たいコーヒーを飲むカップなどにも使われていて古くから幅広く親しまれています。
あまりアクセサリーのイメージがないかもしれませんが実はシルバージュエリーよりも古い時代のものが多く世界各地から出土されていたり、1930年代のアメリカ大恐慌時代ではシルバーが高騰し手に入り難く、ナバホ族のリザベーションの中のインディアンの人々は銅や真鍮を利用してジュエリーを作っていたそうです。
銅は空気に触れ酸化すると光沢が落ちだんだんと黒ずみ、そのまま放置していると緑青と呼ばれる錆が生まれます。
この変化をマイナスに捉えれば銅はチープで劣った素材ですがその経年変化こそが銅が持つ最大の魅力とも言えます。
安いから、変色してしまうからといってマイナスな素材と捉えるのでなく、銅本来の素材としての味わいを少しでも伝えられたらと思います。
CHIMAYO
CENTINELA TRADITIONAL ARTS
美しいインディゴ染めを施したチマヨ織りのポーチをアメリカ、ニューメキシコ州にあるセンチネラという工房に制作して頂きました。
チマヨの織物は17世紀後半、メキシコからリオ・グランデ渓谷に北上してきたスペイン系の開拓者によって機織の文化が持ち込まれたのがルーツとされ、なかでもオルテガという一族が織物の技術を受け継ぐことによってその存在を確立していきました。
19世紀後半にこの地域にも鉄道が敷設されると東部からの観光客がサンタフェなどに訪れるようになり、先住民の素焼きの壷や手織りのブランケットなど、ニューメキシコ名産の手工品を旅の土産物として持ち帰りました。
オルテガ一族からテュフィロ・ファミリーが独立し、センチネラを立ち上げ
伝統を継承しながらも新しいデザインを追求し、現在は特に天然染めにこだわってアート性の高い 作品作りを続けています。
今回はインディゴ染めされた糸で織った生地を使い小さなポーチを作って頂きました。
代表的なネイティブモチーフは入れずシンプルにし濃い色も淡い色もインディゴ特有のムラ感が素敵です。
NORTHWORKS で制作したマーキュリーコンチョとガラスビーズ、ステッチで装飾しました。
手間暇の掛かったオリジナリティとハンドクラフト感のある仕上がりです。
Mescal Beans
メスカルビーンズとは
メスカルビーンズとは、アメリカ大陸に自生する木の実の一種で、昔のインディアンの文化の中では装飾品として使われていました。
成長に時間がかかる常緑樹で、やがて香りの良いバイオレットブルーの花と6~7個の赤い種子(木の実)が入った銀色に近い色合いの鞘がついてきます。
この木の実がメスカルビーンズです。
昔の人々は、メスカルビーンズに独特の方法で穴をあけて、自然のビーズとして利用しました。
メスカルビーンズの深い赤はネイティブアメリカンの間で好まれました。
まず、オクラホマの部族で使われたといわれており、やがて他の部族へと広まり、伝統儀式のダンサーのドレスや、ネックレス、ポーチなどの装飾品に使われました。
平原インディアンのラコタ族でも、チーフ・フールズクロウがつけていた、メスカルビーンズを多数連ねたサッシュという装飾用帯が美術館に展示されています。
平原インディアンの装飾品の中には、ガラスビーズというトレードによる人工物と、ヤマアラシの針という自然のものを組み合わせたものがあります。
このように、自然のものと、トレードのものは、長い歴史の中で融合していきました。